「お、値段以上ニトリ」のニトリ。
「うまい、はやい、やすい」の吉野家。
どちらもとても有名なキャッチコピーですが、これらの言葉に込められたもの、それはその事業独自の「強み」です。
ビジネスというのはお客さんに商品を売っているわけではありません。
商品を売ったあとに得られるメリットや結果、つまりは価値を売っているわけです。
企業にとって事業の「強み」を見つけることは大事なのですが、そう簡単に見つかるものでもありません。
そこで生きてくるのがドラッカーの残した「誰に何を売るかを明確にする」という言葉です。
これだけビジネス書が溢れる昨今、「何を今更そんな当たり前のことを」と思うかもしれませんが、、、
しかし実際問題として、全ての企業がこのポイントを押さえることができていれば経営に頭を抱える経営者はもっと少ないはずです。
ドラッカーを始めとして、経営者が経営理論を学ぶ時に必ず気をつけなければいけないこと、それは、
先人達が言っている「当たり前なこと」を耳障りの良い言葉としてスルーしないことです。
「当たり前」というのは経営環境によって違うので、その都度自分の会社に当てはめて考える必要があります。
ある麻雀屋さんは、この「誰に何を売るかを明確にする」ということをもの凄く真剣に考えた結果、あるアイデアを思いつきました。
「仲間と楽しく認知症予防。頭はっきり心すっきり」
というキャッチコピーをつくり、高齢者のための認知症予防として麻雀教室を展開したのです。
そしてこの案は功を奏して、今やテレビや新聞でも注目されています。
麻雀教室の室内は、参加者同士で楽しそうに交流をする高齢者の方々で大にぎわいだそうです。
この麻雀屋さんは、ドラッカーの「誰に何を売るか」としっかり向き合い、「高齢者」に「人と交流する楽しさ」を売ることでブレイクスルーしました。
ドラッカーの言葉には本当に学びがありますがなんせ本の内容が難しいというのがこれまでずっと経営者にとってネックでした。
しかし今、そんな問題を解決するべくドラッカーのマネジメントについて日本一わかりやすく教えてくれる人がいます。
藤屋マネジメント研究所所長の藤屋伸二さんです。
ドラッカーの著書を読んだ回数は183回以上、ドラッカー関連の著書・監修書、19冊(5冊は海外でも発行)の累計は181万部を超えている、ドラッカーのスペシャリストです。
ドラッカーを経営に活かしたいけど何から手を付けていいかわからないという経営者の方はぜひ一度こちらの講座を検討してみてください。
↓